ラノベ新人賞の『落ち方』

ラノベを書くための具体的なテクニックや参考書を紹介します。みんな隠れてコッソリ勉強してるけど、僕がぜんぶバラしちゃうよ! 『ハーレム書いときゃウケる』とかそんなんじゃなくて『三幕構成(映画業界で生み出された脚本の黄金律)』とか『カットバック(異なる場所で同時に起きている複数シーンのショットを交互につなぐ演出)』とかガチなやつです。

カテゴリ:小説テクニック

勉強の正体






 ニーアが面白すぎるのが悪いんや。








 こんばんわ、どうもです。

 ニーア:オートマタがめっちゃくちゃ面白いんですよ。買う前から分かってましたけど。



 表面上はデビルメイクライとかベヨネッタみたいな

 スタイリッシュ系の無双アクション……と見せかけて、


 ストーリーが異様に凝ってるという。

 物語好きな人をドツボにはめるシリーズです。


 とくにミステリ好きな人はヤバいと思います。





 あれですよ。

 真相がわかるルートに入った途端、急激に面白さが爆発するジャンルですよ。


 
 KeyとかマブラヴとかSIRENとかEver17とかお好きな方はぜひ。









 あと、けものフレンズとか。(※11話見ました)






   ----<キリトリセン>----





 お話したいテクニックはいっぱいあるんですが、


 ここらでちょっと、『このブログの使い方』をはっきりさせておきましょう。






 むずかしい話じゃないです。普通のことです。






 当ブログは、小説(および物語全般)を書くためのテクニックをご紹介しています。


 ですが、書いてる僕自身が新人賞に落ちまくっています。



 ですので、読者様にオススメする基本的なスタンスは↓下記のとおりです。








 ■オススメしない読み方

 このブログに書いてある通りにすれば、必ず小説がうまくなるはず。
 ブログに書いてある通りの書き方をしなければ、絶対に面白い話は作れない。
 物語を面白くすることよりも、新人賞に受かることの方が優先なので最短の方法を知りたい。



 ■オススメする読み方

 ブログに書いてある記事の中で、
 『便利そう』『使えそう』『自分の作品を少しでも面白くできそう』と、納得できた知識だけ都合よく切り取って自分の経験値にする。





 
 まあ、こんな感じですね。

 偉ーい大先生がセミナー料ウン千円とかで開催してる作法講座じゃありませんので、道端の自販機のように便利に使っていただけたら幸いです。




   ----<キリトリセン>----




 つか、これは当ブログに限った読み方とかでは全然なくて、

 ネットが発達した現代なら、みんな当然のように持っている

 普通の情報リテラシーですよね。



 『あやしいブログを簡単に信じるな!』 


 とか、それくらいのもんですよ。





 ということで。

 もう一歩踏み込んで、


 『物語を書くための勉強とは何なのか?』


 という部分を、ちょっと掘り下げてご説明しますね。





    ----<キリトリセン>----




 我々、お話を作る人間は

 多かれ少なかれ勉強しています。




 小説作法の参考書だったり、

 プロットの作り方の解説本だったり、



 そういうのももちろん勉強なんですが、



 アニメを見ながら、「素敵な物語だ! 参考にしよう!」


 と吸収するのもまた勉強です。







 みんな、形は違えどめっちゃ勉強してるんですよ。


 「俺はそんなに頑張れてないけど……」


 みたいな人だって、たぶん自分が思っている以上に勉強しています。


 物語とか作ったこと無い人が見たら狂気ですよ。
 アニメ見ながら自分の作品に生かせないか考えてるなんて。わけわかんないです。





 

 ただ、この勉強が難しいんですよね。


 何が難しいって、テクニックの理論自体じゃないんですよ。


 
 分かる人はわかると思います。



 勉強して、知識が増え、腕を磨いて、レベルアップする。

 もっと面白い物語が書けるようになる。




 もっと面白い物語が書けるように 『なったはず』なんですが。





 これ、証明しようがないんですよね。





 学校のテストと違って、作品の面白さは数値化されません。

 一作品書いて、勉強して、あらためて新作を書いて。


 

 その新作が、前に書いた作品よりも面白い作品になってるかどうか、

 証明できないんですよね。




 もちろん、読んでくれた友人や読者さんの感想を聞くことはできますが、


 好みもありますし、遠慮(気遣い)もありますし、どこまで参考にして良いのかわからない。






 面白さの進歩を証明できないっていことは、

 つまりですよ?







 『今の自分のレベルが、はっきり自分でわからない』


 という状態がずっと続くんです。


 がんばって勉強しているのに、です。





 これ、めっちゃキツいですよね? よね?






    ----<キリトリセン>----






 『自分がどこにいるのかも分からない暗闇の中で、

  出口を探して必死にもがいている』



 ……ような状態なんですよ。アマチュア作家って。




 
 で。

 ここで勉強が生きてきます。



 『勉強をすれば、暗闇の中で出口に向かってまっすぐ進める』

 ではありません。


 


 当ブログでは、いろいろな小説テクニックをご紹介していきますが、


 その全てが、すぐにピンとくるものばかりではないと思います。

 
 


 口で説明されてもフーンと思うだけかもしれません。



 小説テクニックがどれほどの力を持つのかは、

 実際に物語の中で体感したり、

 テクニックを実際に使うことでその便利さを知ったり、


 とにかく、『自分自身で辿りつかないと』その真の力がわかりません。






 で、ですね。

 仮にですよ。


 勉強なしで修行して、何らかのテクニックに自分自身で辿りついたとき。



 『せっかく辿りついてるのに、暗闇の中だから

  自分自信がレベルアップに気付けない』



 ということがあるんです。







 例えば


 →主人公が困るイベントを発生させると、ストーリーが盛り上がると気づく。

 →でも、主人公が凹んだり悩んだりするシーンを書けば人気が下がるという噂もある。

 →最強な主人公ってずっと流行ってたし、どうなんだろう。

 →そういえば大好きな○○っていう作品も、主人公は最強だったなあ。

 →などなど



 考え始めると、けっきょく自分で辿りついた結論に自信が持てず、

 理論を後押ししてくれる意見やアドバイスを探すも、やっぱり人によって

 言ってることが違うので参考にできないという堂々巡りとなるわけです。



 ああ、つらい。(※心の傷)





 

 だけども。

 事前に勉強していると、

 自力でテクニックに辿りついたときに

 「あのとき勉強したアレのことか!」

 と、思い出すことが出来ます。






 暗闇の中なのは暗闇の中なのですが、

 今まで歩んできた道のりに、ファッと明かりがさすのです。



 「これまで努力してきたことは、無駄じゃなかったんだ」

 「遠回りはしたかもしれないけど、たしかに前に進んでいたんだ」


 と

 この感覚が味わえます。








 人が努力を続けられる条件として、
 
 『小さな成功の積み重ね』があります。



 
 勇者がレベル99になってドラゴンを倒せるのは、



 そこにたどり着くまでに、

 1レベルづつ成長して、新しい武具を手に入れて、

 スキルを増やして、また1レベル上げてと

 小さな成長という喜びを繰り返すから、

 最後まで努力が続けられて、

 結果、ドラゴンが倒せるのです。





 創作の業界は、この『小さな成長』がとても分かりづらい。





 『新人賞に合格』クラスの大きな達成にたどり着くまでは、

 『友達の感想がちょっと良くなった』くらいの

 曖昧な成長を愚直に繰り返すしかありません。






 最後に成功する人は、最後まで諦めなかった人だけです。




 このあまりにも過酷な道を進むために、

 少しでも『小さな成長の喜び』を楽しめるように、


 当ブログを便利に利用してもらえたらと思います。





   ----<キリトリセン>----




 完全に余談。





 冒頭のニーアですが、前作があります。



 新作が『ニーア オートマタ』 です。

 前作が『ニーア レプリカント』です。

 

   
  (↑新作のオートマタです) 

 
  
  (↑ 前作のレプリカントです)




 くれぐれも


 最初のルートだけで判断しないジャンルですので


 ご注意ください。




  ----<キリトリセン>----



  当ブログでは、コメントをドシドシ募集しております。

 未紹介のラノベ技術を教えて頂けたら、僕も使うし当ブログでもご紹介させて頂きます。
 ご質問などがありましたら、『新人賞に落ちまくっている僕が』お答えさせて頂きます。
 リクエストもお気軽に。ヘボットのプロット分解したんで、もう怖いものないです。


 どうぞ、よしなに。



 
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カテゴリ: 小説テクニック 

『セリフ』は真実を伝えられないのです

oosaka



 きのう、ユニバーサル・クールジャパンの『戦国・ザ・リアル at 大坂城』を見てきました。日記か。





 なんか、凄い作家の先生とかって、よくお芝居とか見に行っておられますよね。







 憧れるなあ。(ヒトゴト)



 
 勉強のために、自分とは別の業界の娯楽も知っておけみたいな教訓がありますが、まあ、見たくなったら見る。そうじゃなきゃ無理しない。自分のペースで良いんじゃないでしょうか。








vFFwQ06
 ( 御城プロジェクトより) 





 城プロは、竹田城ちゃん派です。

 大阪城ちゃんの画像は各自で検索してください。








   ----<キリトリセン>----




 

 も一個、消化しときましょう。


 記事で、ちょろっと書いた気がします。


 『キャラクターのセリフは、読者に真実を伝えられません』







 衝撃ですよね。ゴゴゴゴゴですよ。


 記事のインパクトを強めるためにテキトーなことを書いてるわけじゃありません。

 
 これ、絶対に知っておかないといけない重要なことなので、早めにお伝えしておこうと思った次第です。




   ----<キリトリセン>----



 ラノベに限りません。

 漫画でも、アニメでもハリウッド映画でも、キャラクターが喋っているセリフは、どれだけ念入りな言葉選びをしても、お客さんに真実を伝えることができません。

 
 もうこれ、実例があれば一発でピンと来るので早速いきましょうか。








 みなさんの、理想の萌えキャラを思い浮かべてください。




 嫁ですよ。嫁。




 僕だとクリスト・ルゥちゃんです。










Kurisuto_Ru


(聖なるかな外伝・精霊天翔 
 http://www.xuse.co.jp/product/041_seirei/chara_02.html)
 ※エロゲーにつき未成年は検索禁止!









 どうしてガチで選んだし。

 まあいいや。

 みなさんもガチ嫁を思い浮かべてください。





 彼女がですよ。





 セリフで、あなたに対して「大嫌い!」と言ったとします。


 と、同時に。


 涙目であなたを抱きしめたとします。


 そのまま、チューとかしてくれるとします。









 これ、ほんとはあなたのことが大好きですよね?



 読者にとって、

 発言したセリフが無視されて、とった行動だけが真実として伝わります。









 「これは、たまたまそういうシーンなだけだよ!」
 
 「セリフと行動が逆なら、どうなるかわからないよ!」


 と、お思いの方もおられるでしょう。






 逆バージョンいきますね。





 もう一度思い浮かべてください。


 あなたの嫁がですね。


 
 セリフで、あなたに対して「大好き!」と言ったとします。

 と、同時に。



 恨めしそうに歯を食いしばりながらゴミムシを見るような目であなたを睨んでいたら、どうでしょう。





 いや、興奮しないでください。

 あなたの性癖の話はいったん忘れてください。普通の感覚でお願いします。
 





 たぶんこれ、本当は「大好き」じゃないのに、言わされてるとか。そんなんですよね。

 早くに両親に先立たれ、長年二人きりで暮らしてきた病弱な弟を人質にとられて、心にもないことを言わされているとか。よくわからんけど、だいたいそんな感じですよね?





   ----<キリトリセン>----





 ■セリフが「好き」で、行動が「嫌い」

 ■セリフが「嫌い」で、行動が「好き」




 どちらの場合でも、読者には『行動だけが真実』として伝わります。



 これ、物語を描くときの大前提として頭に叩き込んでおいてください。

 この法則を常に意識しながら、キャラクターにセリフを言わせたり、行動させたりする必要があります。





 うん、とりあえず今回はこれくらいで。

 また補足するかもです。




   ----<キリトリセン>----


 余談。


 ソシャゲの主人公って、
 プロデューサーとか提督とか団長とかマスターとか
 役職で名前を呼ばれるじゃないですか。


 城プロの主人公の呼び名って『殿』なんですよ。
 その時点ですでにフフッて感じなんですけど。


 もしもソシャゲのお約束『覚醒』が実装されたら
 『覚醒殿(かくせいとの)』になるんですかね。
 ちょっとしたパワーワードだと思います。





   ----<キリトリセン>----




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 ブログで紹介されたくない場合は、なんか、分かるように書いといてもらえたらOKです。
 「ブログでイジるの無しで」とかで大丈夫です。
 

 どうぞ、よしなに。



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カテゴリ: 小説テクニック 

作品の良さを見抜きましょう

1280px-Beef_Kaigun_Curry_at_CoCo_CHIBANYA
 wikipedia 海軍カレー より
 






 どうもです。

 飯テロ画像でこんばんわ。



 個人的には、美味しそうな物の写真って幸せになれるので好きです。

 ただ、海外では飯テロのことを「フード・ポルノ」って呼ぶらしいですね。



 なんか、わかります。





  ----<キリトリセン>----



 当ブログでは、ラノベを書くための生々しい技術をお伝えしていきます。
 ただし、更新している僕自身がラノベ新人賞に落ちまくっています。

 ですので、あくまでこのブログのタイトルは『ラノベ新人賞の落ち方』です。

 紹介された技術を駆使しても、良いラノベがかける保証は1ミリもありませんので、それをご承知の上で、肩の力を抜いてお楽しみください。



 ----<キリトリセン>----





 えー、いくつか記事を書きましたが。

 あとでまた説明しますっつって放ったらかしになってる奴を一つ消化しましょう。



 
 ①『好き』と『嫌い』

 ②『上手い』と『下手』

 ③『面白い』と『面白くない』



 ……以上の3つは、それぞれ別の独立した概念です。





 今もうSNSとかめっちゃ普及してるので、どこの誰でも情報を発信できますよね。

 するとですよ。

 アニメとか見て、色んな人が好き勝手に感想を発信しまくるわけですよ。




 「面白いからみんなも見ようよ!」 とか

 「僕はこのキャラが好きだよ!」 とか



 そういう微笑ましい感想から始まり、




 「また作画崩壊してる!」 とか

 「プロット雑!」 とか


 
 作品の作り方にまでつっこんだダメ出しまで、よく見かけますよね。



 まあ、良いんですよ。

 感想っていうのは自由です。



 アニメ一つ見て感想を言うのに、いちいちピシッと背筋を伸ばしていたら疲れちゃいますよね。
 
 きっちり自分の発言に責任を持つタイプの方も素敵だと思いますし、アニメくらい好き放題言いたい派の気持ちもわかります。
 
 みんなちがって、みんないい。



 なんでしたっけ。



   ----<キリトリセン>----


 

 
 みんなちがって、みんないい。




 ただし、それはカタギの人間の話です。

 油断してはいけません。


 
 ぶっちゃけ当ブログの読者層が全くわかりませんが、

 仮にも創作テクニックのブログですので、「ラノベを書きたい」「書いてみたい」という興味を多少なりともお持ちという前提で進めます。



 
 やっぱりね、「作品を見る目」は肥やしといた方が良いですよ。



 評論家になれって話じゃなくてですね。

 『作品の良さ』『凄さ』が見えるようになると、技術を盗めるようになるんです。



 そんでこれ、一朝一夕じゃできません。 

 何度も色んな作品を繰り返し見ることで、ちょっとずつ自分の中に浸透していきます。




 なので、慌てて猛勉強するよりもですね。


 前提となる知識を早い段階で自分の中に仕込んでおいて、

 普段の生活の中で、普段見ている作品たちから、

 自然に知識を吸収できるような状態にしておく

 
 
と、良いんです。





 センスセンスといいますが、センスっていうのは

 長年かけて自分の中に染み込ませた感覚の集合体です。

 先天性のものより、後づけで得たもののほうが多いもんです。



 
 当ブログでは様々な知識をご紹介していきます。

 ぜんぶ覚えないと傑作が書けない、なんてことは全くありませんが、

 事前に知識として知っておくことで、勉強の効率を上げることはできると思われます。




   ----<キリトリセン>----



 いつまで脱線するんだ、僕は。

 

 ええと。カレーでしたね。(?)



 細かいテクニックも大事ですが、 

 まずは大きな外枠、基本から行きましょう。



 
 
 ①『好き』と『嫌い』

 ②『上手い』と『下手』

 ③『面白い』と『面白くない』



 ……以上の3つは、それぞれ別の独立した概念です。



 作品の良さを見抜くときに、この①②③をごっちゃにしてしまうと混乱します。





 絵が上手いと一口に言っても、


 『写真みたいにリアルな絵を描く能力』

 と

 『めっちゃエロい魅力的な衣装を想像してデザインする能力』


 では全く違いますよね?


 


 ツイッターとかの感想で

 「なんという技術力!」「神作画!」「素人レベルのシナリオ!」とか書いてあっても無視してください。

 自分で創作したことない人は、99%テキトーに言ってます。

 ③だけを基準にして言ってます。
 








 まず①『好き』と『嫌い』です。


 これは、お客さんの好みを正しく理解して、きちんと再現して提供できる能力です。


 

 カレーで例えましょう。やっとつながった。



 僕はカレーが大好きです。


 母ちゃんが作ってくれるような日本風の黄色いカレーに、福神漬けが添えてあると最高です。

 ルゥはジャワカレーかな。プチ贅沢。




 僕がレストランに入って、おまかせで注文するとします。

 コックさんが僕の好みを見抜いて(もしくは事前に調査して)理想のカレーを出してくれたら、そのコックさんは『好き』を提供する能力に長けたコックさんです。



 僕が来店することが事前に分かっていなかったとしても、

 『カレーが好きな人は多いから』と、たくさん仕込んでいた場合も『好き』を提供する能力の一種ですね。



 お客さんが喜んでくれるジャンルやキャラ属性、それらの味付けなどを抜かりなく良い感じに組み合わせてくれている作品って、『わかってる』感じがしますよね。





 次に②『上手い』と『下手』。


 そのコックさんがカレーを作ると決めたとして、そのカレーを上手に料理する能力です。

 包丁さばきとか、火入れのタイミングとか、調味料の塩梅とか、いわゆる『技術』そのものです。


 ラノベで同じ情景を伝えるにしても、文章の書き方次第でスピーディーにもダイナミックにもモッサリにもなってしまいます。そういう地力ですね。



 大事なのはここです。

 もしも、このコックさんが僕に対してカレーじゃない料理を提供してきたとしても、

 この技術力の高さの評価には影響しません。




 神業の技術力で、僕の苦手なお好み焼きとか出されても、僕は「えー……」ってなりますが、だからといって『このコックさんは料理が下手』というわけにはならないのです。






 最後が③『面白い』と『面白くない』。

 

 カレーの場合だと『おいしい』と『おいしくない』ですね。


 これは、完全に『僕の感想』になります。

 大好物を提供されようが、高い技術レベルで調理されようが、おいしいと感じるか感じないかは、けっきょく僕の体感です。



 高級食材でカレーを作っても、美味しくないときは美味しくないし、 

 へったくそなお好み焼きを出されても、美味しいときゃあ美味しいんだから仕方ない。






 作品の良さを見抜くことに慣れていないと、この③『自分の感想』を基準にして作品を評価してしまいがちです。


 
 自分が面白いと思ったから、『この作品は上手い』

 自分がつまらないと思ったから、『この作品は下手』


 こんな価値基準を見かけた心当たりはありませんでしょうか。



 

 つまらないと感じても、技術レベルの高い作品は絶対にあります。

 そこから経験値を吸収できるかどうかは、自分次第です。

  



 「子供の頃は好きだった作品だけど、今見返したら稚拙だなぁ」

 とか、そんなんは気にすることありません!


 

 そうじゃなくて、


 『こんな萌えアニメ、俺は興味ないし面白さもわかんないけど

 人気があるってことは、何か人に喜んでもらえる工夫がしてあるのかな?』


 ってことに気づいてほしいのです。






 世にあふれる雑多な作品の中には、

 イマイチに見えるものもあるかもしれません。


 ですが、全てプロが自身の作品として世に出しているものです。

 出版社やアニメ製作会社が、ビジネスとして『儲けが出せる』と判断して制作しているものです。

 そしてかつ、一定数のファンがいます。




 頭ごなしに否定するんじゃなくて、ちょっとその魅力を理解して

 技術を盗ませてもらうのが良いんじゃないでしょうか。



 他ではない、あなた自身のために。(真面目か)





  ----<キリトリセン>----




 余談。

 まれに、お客さんの好みも技術力の問題もすっ飛ばして

 いきなり③「面白い!」に直撃させる作家さんがいたりします。


 なんなんですかね、あれ。
  




  ----<キリトリセン>----


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カテゴリ: 小説テクニック 

ストーリーの9割は『障害』で出来ています


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  ----<キリトリセン>----



 えー、前回からの続きです。

 物語は、『最初はこうだった人物が、最後はこう変化しました』という構造になっている。 コレです。


 例にも出しましたけども↓↓↓

 
 妹なんて大嫌いだったが 
  ↓
 (色々あって)
  ↓ 
 妹の考えも認めてやることにした


 ……みたいな。この変化が読者さんに満足感を与えてくれます。


 で、この例でめっちゃ気になってるところがあると思うんですけども。

 ええ。

 「まんなかにある(色々あって)って何だよ!」 という話です。

 これが今回の主題、『障害』です。

 これめっちゃくちゃ大事なので絶対覚えましょう。つか一度聞けばだいたいわかります。


  ----<キリトリセン>----


 物語っていうのは、最初と最後に『人物の変化』があるけども、それ以外は全部『障害』みたいなモンです。

 例えばですよ。

 主人公が兄だとして。
 まず物語の冒頭で、大っ嫌いな妹が登場したとします。
 そんでもって、やむを得ない事情で協力しなきゃいけないことになったとします。

 『こんなムカツク妹と、これからうまくやっていけるのだろうかー!』 ってやつですね。



 で、これ。
 「実はお兄ちゃんのことが好きでした!」
 「マジで!? なんだ、ぜんぜんうまくやっていけそうじゃん!」

 ってなったら話が終わっちゃうんですよ。


 バトルものでも一緒です。
 第一話で簡単にラスボスを倒せたら話が終わってしまうんです。

 例外的な作品の話は今するんじゃない。そんなこた僕だってわかってるけど話を簡略化してわかりやすくしてるだけです。

 そんでね。

 誰が立ち向かっても倒せないめっちゃ強いラスボスを、さらに四天王が守っていたりします。

 第一の四天王にすら勝てなくて、新たな武器が必要になったりします。

 その武器を使いこなすための修業が必要になったりします。

 一人では勝てないので仲間も集めなければいけないかもしれません。


 これですよ。

 ラストシーンに辿り着けない『障害』。

 これに直面して、悩んで、努力して、工夫して、やっと攻略するという『行程そのもの』が物語なんです。


 ですので何回も使っている例を書き直すと以下になります↓↓↓
 

 妹なんて大嫌いだったが 
  ↓
 (色々な障害を乗り越えて)
  ↓ 
 妹の考えも認めてやることにした



 ですね。

 この『障害』の部分こそが物語のメインディッシュです。

 業界用語では『葛藤』と言うことが多いですが、まあ覚えなくて大丈夫です。




 何十冊も発売しているのに完結していない週刊少年マンガは、まだ誰も結末を読んでいません。

 なのに面白い。ファンが楽しみにしている。

 これは皆さん、この『障害』を楽しんでいるんです。

 
 

  ----<キリトリセン>----



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そもそもエンタメ物語の構造ってどうなってんの?


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 まずは大前提、キホンのキから行きましょう。

 ラノベに限らず、小説に限らず、世に存在する『物語の構造』です。


 エンタメ作品って、キャラクターがすごく生き生きとお話を進めていくので、まあ、ノリと勢いがあれば書けちゃいそうなイメージもあるじゃないですか。

 もちろん、素敵なキャラクター達を作り出して、そいつらに自由に暴れてもらう書き方もあります。アリです。
 逆にプロットをギッチリ精密に作り込んで、細かく細かく作り込んでいく書き方もアリです。

 ただ、『たくさんの人が面白いと感じやすい物語』の共通点みたいなものがあります。

 キャラクターに好き勝手暴れてもらうにしても、ココだけは押さえた上で、娯楽ストーリーとして成立する範囲で暴れてもらう必要があります。

 能書きがうるさいですね。答えからいきましょう。



 エンタメ物語を極限まで分解した最小の構造は、

 ■登場人物の変化

 ……です。



 あーわかります。ピンとこねーですよね。

 具体例にしましょうか。


 例① 

 最強の俺さえいれば問題ないと思っていたが 
  ↓
 (色々あって)
  ↓
 仲間の大切さに気付いた

 
 例② 

 妹なんて大嫌いだったが 
  ↓
 (色々あって)
  ↓ 
 妹の考えも認めてやることにした

 
 例③ 

 異世界に行けば幸せになれると思っていたが
  ↓ 
 (色々あって) 
  ↓
 リアル世界も良いもんだなと思った



 ……みたいな感じですね。

 いや、あせらないでください。

 「この例、ラノベだと一冊のどれくらいのページに当てはまるんだよ!」 とか。
 「ほんとに全部の物語がこーなってんのかよ! 証明できんのかよ! とか。

 そういうのやめましょう。

 僕だって何十冊と参考書の勉強をしたりセミナー行ったり実際に書いて訓練したりを繰り返して、やっと、ちょっとばかり理屈がわかるようになってきたんです。

 ほんの数十行のブログですぐその全貌が説明できてたまるかってんだ!

 

 はい。

 ひとつずつ理解していかないと混乱するので、今回は一つだけ覚えてください。

 物語は、『最初はこうだった人物が、最後はこう変化しました』という構造になっています。以上!



  ----<キリトリセン>----


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