このすば一期のエンディングって、なんであんなに名曲なんでしょうかね。



 アニメで普通に聞ける
 『アクア様・めぐみん・ダクネスの合唱バージョン』以外に、

 それぞれのソロバージョンがあるんですけども。



 

 めぐみんver、ほんと何回聞いても飽きないです。


 『めぐみんの声優さんが歌ってる感じ』じゃなくて

 『めぐみんが歌ってる感じ』なんですよ。







 まあ僕、貧乏なんで。

 めぐみんソロverだけ、単曲で買ったんですが。




    


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 前回からの続きです。


 アニメ「この素晴らしい世界に祝福を!」、一期一話のプロット分解を

 もう少し掘り下げていきましょう。





 今回も手探りです。


 どういう感じでご説明していくのが読みやすくて楽しいのか。

 まだまだ模索中ですので、とりあえず今日は↓こんな感じで。




 ①ストーリーの出来事を、いちいち全部書き起こさない

 ②特に解説したいテクニックが出てきた部分だけをピックアップしてご説明

 ③アニメで描写された順に並べますので、一番上がオープニングです





 今までより、少しでも読みやすく出来たらいいなあ。




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 未視聴の方はネタバレになりますのでご注意ください。






 ■カズマの自己紹介



 映像で、カズマの暮らしを描写してます。
 田舎の風景とか、部屋のアキバ系グッズとかパソコンとか。

 で、同時にカズマ本人が
 「普段引きこもっている俺だが」「ゲームの初回限定版を手に入れる」「3日貫徹の俺が」とか言って
 セリフでも自己紹介します。


 繰り返しで恐縮ですが、
 セリフは視聴者に真実を伝えられません。
 行動(描写)が、真実を伝えます。

 説明セリフでダラダラと設定を説明するのは
 テクニック的には悪手(=視聴者的には、つまらなく感じやすい)です。
 
 設定を説明したいときには、なるべく描写を使って
 『お客さんに感じ取ってもらう』のが美しい(=視聴者的には、楽しみやすい)です。


 「なら、このシーンの場合、
  映像だけでカズマの性格はお客さんに伝わっているんだから、セリフは蛇足じゃない?」


 と感じた方はおられますでしょうか。
 もしそうでしたら、かなり良いセンスです。

 たしかに、セリフを極限まで少なくして、
 キャラクターの行動とカメラワークだけで信じられないくらいの情報量を
 伝えてくる作品に出会うとシビれます。


 ただし、描写(行動)には弱点があります。
 『作者が伝えたいメッセージ通りの印象を、お客さんが汲み取ってくれるかわからない』のです。

 つまり、映像だけでは意図が誤解される可能性があるんですよね。

 あくまで、こじつけの一例ですが、

 冒頭の真っ暗い部屋の描写だけでは
 ①「なるほど、この主人公は引きニートなのか!」 
 ②「なるほど、この主人公はパソコンマニアのスーパーハッカーなのか!」

 ①②のどっちと受け取られるかわかりません。

 もちろん、映像をよくよく観察すれば正解がどちらか判断できるのですが、

 エンタメ作品で、『すべてのお客さんが映像をよく観察する』ことを必須とする
 構成というのは、ちょっといただけませんよね。

 そこで、『先に映像で描写しておきながら、誤解がないようにセリフで補足』という
 手法がとられるわけですね。






 ■トラクターに轢かれそうになる女の子とすれ違う


 すれ違いざまの、カズマのセリフ。
 「同じ高校のやつか」

 いいですね!
 ごく自然なセリフで、カズマが高校生だと説明しています。
 難しいんですよ、これ。







 ■アクア様が登場
 
 
 カズマが、まあ、いろいろイジメられます。
 アクア様が、たくさんイジワルなセリフを言う『という行動で』自己紹介しています。


 ここ、ややこしいと思うんですが。

 死者(カズマ)に対して、悪口言って大爆笑「プークスクス!」 ……という行動をする女。

 を、描写することで、

 『こいつは、とんでもねえ女だな』っていう印象を、視聴者に感じ取ってもらっています。




 もしもアクア様が

 「私はアクア! すごく性格の悪い、とんでもない女よ!」みたいなことを口で言っていたら、

 悪い意味での説明セリフになります。視聴者が自力で世界観を体感できません。



 ややこしいですよねー。






 ■異世界でギルドを探し始める


 行動方針の変化シーン。
 メイン二人の紹介が終わったところで、最初のターニングポイントですね。

 ここまでで、プロット的なタイムスケジュールがけっこう押してます。
 説明しなきゃいけないことが多すぎるので、セリフでの説明が多くなるのも仕方ない印象ですね。


 乱暴な言い方ですが、「このすば」はすごく高度な物語です。
 というのも、ものすごい量の基礎知識を視聴者に要求する作品だからです。

 みんな気にせず普通に楽しんでいますが、
 ファンタジーのお約束、ゲームのお約束、異世界転生のお約束などなど、

 前提となる知識を大量に持っているからこそ、ストレスフリーに楽しめる
 特殊なストーリーなんですよ。


 だから良いとか悪いとかじゃないんですが、
 ジャンルものは普及すればするほど、この傾向が強くなります。

 何度も何度も色んな作品で説明された基本設定を、
 あらためて細かく描写されてもダルくなっちゃうんですよね。


 よく『勉強のために、過去の名作を読みなさい』みたいな指南がありますけど
 あれは、こういう『現在では省略されている基礎要素』を確かめることができるのも
 意義の一つなんですよね。
 





 
 ■アクア様が下々の人間の暮らしを知らない
 何をするにも上手くいかなくて、最悪のことばっかり起こる
 
 
 色々と楽しいシーンが続きますが、前回の通りなので省略しますね。
 要するに『障害』と、『変化する前のキャラクターの心境』がいっぱい詰め込まれてます。







 ■冒険者として働き始めたけど、実際は労働者みたいな感じだった
 

 描写の真骨頂発揮ですね。
 セリフ無し(BGMのみ)で、二人が労働者として暮らす日々を描いています。

 合間合間に寝床や風呂、夜景などのシーンを差し込むことで、時間(日付)の進行を強調して伝えてあります。

 ついでにこれは、『かりそめの目標達成』シーンですね。
 すごく大事な要素なので、これはまた別の機会に細かくご説明します。







 ■ラストシーン。風呂上がりの噴水前で会話


 夕暮れですね。

 作者はどんなストーリーも自分で決められる神様です。
 シーンに合わせて、天気は存分に活用しましょう。

 キャラクターが凹んだら、とりあえず雨ですよ!
 








 以上かな。漏れてたらまた追記します。

 なるべく省略して読みやすくしようと思ったんですが、

 なんか、いつもよりテキスト量が多いですね……



 改良していけるようにがんばりまーす。




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 未紹介のラノベ技術を教えて頂けたら、僕も使うし当ブログでもご紹介させて頂きます。
 ご質問などがありましたら、『新人賞に落ちまくっている僕が』お答えさせて頂きます。
 リクエストもお気軽に。ヘボットのプロット分解したんで、もう怖いものないです。


 どうぞ、よしなに。